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2004/07/31

闇に浮かぶ白い影

ココログのトラックバック野郎の新しいお題が「ヒヤッと涼しくなる話」だそうで。夏らしくていいお題です。
自分の数少ない思い出の中からひとつ。お題に沿った話かどうかはわかりませんけど。しかもタイトルにいつわりありですよ。

独身時代でまだ実家にいたころの話。実家のつくりは二階にリビング、両親の部屋などがあり、1階に私の部屋がありました。
ある夜のこと、就寝するために階段を降りかけていたところ、明かりとりの窓に白いものが見えました。それはなにか布のようなひらひらとした感じで、あえて言えばシーツに近いものでした。それはふわりと窓に張り付きそしてまた見えなくなりました。そのときの私は隣家の洗濯物でも風に煽られたのだろうと思って気にもとめなかったのですが……。
翌日弟の部屋(2階、階段脇にある)に用がありついでに窓の外を覗いたのです。そこには物干しもなにもなくてただ隣家の壁があるだけでした。じゃああの白いものはなんだったの――? まさか経帷子の白い袖とか……ああ怖い。などとあれやこれや考えて行き着いたのは……一反木綿。幽霊より一反木綿のほうが全然怖くないじゃん! などとわけのわからない理屈で納得したのでした。いや妖怪だって十分怖いと思うのですけどね。
でもほんとのところあれはなんだったのでしょう。

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