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2004/12/21

真冬の怪談物語にトラックバックされているお話はけっこうきます。その中に自分の話をトラックバックさせるなんてなんて無謀だなあと思いつつ今夜も(笑)。

まだ実家にいた頃の話。
私の部屋は一階にあり、四畳半の和室を使っていました。
部屋の隅にこどもの頃から使っている机を置き、その右横にスチールの本棚を置いてありました。
ある夜のこと。寝るために電気を消し、布団に潜り込みました。
ところがその日はなかなか寝付かれず、寝返りばかり打っていました。
やがて暗闇に目が慣れてきて机、本棚や椅子、洋服ダンスなどが薄ぼんやりと見えてきました。
なんとはなしにそれらを眺めていると――ふっと目の前を横切った影があります。

蒼い、蒼い人影でした。
それが本棚の陰へと消えていったのです。

ぎょっとして頭から布団を被ってしまいました。
心臟はドキドキバクバク……。
落ち着いた頃、布団からそっと覗いてみましたが、なにもありませんでした。
その不思議な影を見たのは一度きりですが、あのときの驚きは今も忘れられません。

それにしてもあれは……単なる通りすがりだったんでしょうか。

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